追跡・王朝の女流作家たち 『紫式部日記』を読む

講師
愛知淑徳大学名誉教授 久保朝孝
ジャンル
文学
キーワード
  • 王朝の女流作家たち
  • 王朝女流日記
  • 紫式部日記
  • 源氏物語
  • 紫式部

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 『蜻蛉日記』・『枕草子』と続く〈追跡〉シリーズの第三作目として、『紫式部日記』をとりあげます。
 2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公紫式部は、『源氏物語』・『紫式部集』(歌集)・『紫式部日記』の三作品を残しています。そのうち『日記』は、1008〜1010年を範囲とする実質1年未満の小品ですが、中年期の彼女の(一条天皇中宮彰子への)宮仕え経験そのものの克明な記録と、彼女の奥深い精神の軌跡が窺える詳細な叙述から成っていて、紫式部という人物を知り得る最上の資料と言えます。彰子の父である左大臣藤原道長との交流の実際も、この日記によってはじめて知り得るのです。
 ていねいな読解によって、一千年前に生きた一人の天才の、現実と苦悩を読み解いていきます。

【開講期】
2024年4月〜12月(毎月第1、3木曜日/10:00−11:30/全18回)

【テキスト】
 〈新潮日本古典集成〉『紫式部日記 紫式部集』[新装版]
(山本利達校注/2016年1月/1,900円(税別)) ISBN978-4-10-620817-1
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講師プロフィール
愛知淑徳大学名誉教授 久保朝孝


愛知淑徳大学名誉教授。専攻は日本中古文学。特に紫式部『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』及びその伝記。

著書
「王朝女流日記を学ぶ人のために」(編著、1996年、世界思想社)
「古典解釈の愉悦 平安朝文学論攷」(2011年、世界思想社)
「紫式部日記論」(2020年、武蔵野書院)
「源氏物語を開く」(編著、2021年、武蔵野書院)など

講座概要

日時
第1・3木曜 10:00〜11:30
日程/カリキュラム

2024年44日(木)

2024年418日(木)

2024年516日(木)

2024年530日(木)

2024年66日(木)

2024年620日(木)

2023年85日(水)

受講料(税込)

16,500円(6回分)

残席状況

定員まで余裕があります。

残席状況の見方
持ち物

筆記用具

【テキスト】

 〈新潮日本古典集成〉『紫式部日記 紫式部集』[新装版]

(山本利達校注/2016年1月/1,900円(税別)) ISBN978-4-10-620817-1

※各自ご用意ください

備考

問い合わせ先
栄中日文化センター 0120-53-8164

注意事項

  • 内容・日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 講座により締め切り日が異なります。
  • お申し込みの人数によっては、開講中止となる場合もございます。
  • 新入会の方、または、13ヵ月以上受講がない方は、登録料550円(税込)が必要となります(特別講座を除く)。
  • 受講料には維持管理費が含まれています。
  • 一部の講座の受講料には音楽著作権使用料が含まれています。
  • 受講料(維持管理費含む)改定時には、一部システムの都合で正しく表示されない場合がございます。「講座内容確認ページ(STEP1)」にてお支払い金額をご確認ください。
  • 一部の講座を除き、見学を受け付けております。
  • [受講申し込み]ボタンが表示されない講座は、インターネットからの受付ができません。お手数ですが、お電話にてお問い合わせください。