文化からさぐる人類の進化

講師
名古屋大学博物館教授 門脇誠二
ジャンル
社会・自然科学
キーワード
  • 新講座
  • 考古学
  • 遺跡調査
  • 木曜日
  • 朝講座

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猿人→原人→旧人→新人として知られる人類進化に伴って、文化はどのように変わってきたのでしょうか?人類は様々な道具を使うようになり、狩猟採集によって多様な環境や気候変動を生き延びてきました。その活動によって残された遺跡の調査が世界各地で行われています。研究が進むにつれて、古人類の知られざる技術や行動が明らかになってきました。講師がフィールワークを進める中東ヨルダンでの遺跡調査も含めながら、最近の研究動向について解説します。
《4月から始まる3カ月講座》

【カリキュラム】
第1回(4月17日) 猿人と原人の文化
チンパンジーも石器をつかったり狩猟したりすることが知られてきました。チンパンジーと進化の枝分かれをした猿人は、どのような道具を用い、食料を得ていたのでしょうか?また、原人になると脳の拡大などが進み始めましたが、文化はどう変わったのでしょうか?

第2回(5月15日) 旧人の文化
原人からさらに脳が拡大した旧人の頃、道具や狩猟、文化にも重要な変化が生じたことが近年の研究で明らかになってきました。特にネアンデルタール人がいたヨーロッパや中東の研究を中心に、アフリカや東ユーラシアの事例についても触れます。

第3回(6月19日) 新人の文化
私達ホモ・サピエンス(新人)の直接的祖先は30万〜20万年前のアフリカで誕生しました。アフリカから世界に新人が拡散した頃に「認知能力の革命的発達」があったという仮説は、本当でしょうか。アフリカとユーラシアにおける最近の研究状況を解説します。
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講師プロフィール
名古屋大学博物館教授 門脇誠二


門脇誠二(かどわきせいじ)
1975年北海道生まれ。1997年東京大学文学部 歴史文化学科 学士号(文学)取得。1999年東京大学大学院 人文社会科学研究科 修士号(文学)取得。 
2002年The University of Tulsa (USA), Department of Anthropology M.A. 取得。 2007年University of Toronto (Canada), Department of Anthropology  Ph.D. 取得。 2007年〜2008年Social Sciences and Humanities Research Council of Canada, Postdoctoral Fellow。2008年〜2009年日本学術振興会 特別研究員SPD。2009年〜2010年 東京大学総合研究博物館 特任助教。2010年〜2016年 名古屋大学博物館 助教。2016年〜2022年 名古屋大学博物館 講師。2022年〜現在 名古屋大学博物館 教授

講座概要

日時
第3木曜 10:00〜11:30
日程/カリキュラム

2025年417日(木)

2025年515日(木)

2025年619日(木)

2023年85日(水)

受講料(税込)

9,570円(3回分)

残席状況

定員まで余裕があります。

残席状況の見方
持ち物

筆記用具

備考

問い合わせ先
中日文化センター栄 0120-53-8164

注意事項

  • 内容・日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 講座により締め切り日が異なります。
  • お申し込みの人数によっては、開講中止となる場合もございます。
  • 新入会の方、または、13ヵ月以上受講がない方は、登録料550円(税込)が必要となります(特別講座を除く)。
  • 受講料には維持管理費が含まれています。
  • 一部の講座の受講料には音楽著作権使用料が含まれています。
  • 受講料(維持管理費含む)改定時には、一部システムの都合で正しく表示されない場合がございます。「講座内容確認ページ(STEP1)」にてお支払い金額をご確認ください。
  • 一部の講座を除き、見学を受け付けております。
  • [受講申し込み]ボタンが表示されない講座は、インターネットからの受付ができません。お手数ですが、お電話にてお問い合わせください。