― 講師のよこがお 〜もっと伝えたい講座の魅力やプロフィールをインタビュー!―

2016年 7月更新のインタビュー ―
「詳細を見る」から講座の詳細画面をご覧いただけます。
『たのしいギター』
中部日本ギター協会理事認定教授 榎本和俊先生
■第1・3金曜日 18:00〜19:30
『魅力ある音色 ”クラシックギター”』

柔らかな心地よい弦の響き、これがクラシックギターの音色。映画音楽の「ひまわり」の合奏から講座が始まります。

先生をつとめるのは榎本和俊先生。中学の頃、ギター教室に通う兄にあこがれ、弾きはじめたのがギターとの出会い。高校の頃までは、独学でひたむきにギターを弾く日々。ある日ギターを先生に習っている方々の演奏を聴き、歴然とした自分との実力差にショックを受け、この頃から2人のギターの先生に師事。24歳の頃からは指導者として教える立場になり、現在に至っています。

現在では、南大高をはじめ中日文化センター4会場、また地元の中学校で非常勤講師もつとめていらっしゃいます。
「特に中日文化センターの受講生さんは、教室の雰囲気も良く、熱心で、教え甲斐があります。」と、先生の笑顔がほころびます。





初心者の方は単旋律「ドレミ〜」から始め「かえるの合唱」を弾けるようにします。練習曲から発展し、コードが弾けるように講座の中で学んでいきます。先生のモットーとしては、『弾きたい曲を楽しく弾く!』こと。

興味を持たれている方へ、先生よりひと言!
〜ギターの世界へ気軽に飛び込んでみませんか〜

※なお、ギター講座は老若男女問わず受講生を受け入れています。

2016年7月
『一服のお茶でくつろぐひととき 表千家』
表千家同門会愛知県支部参与 近藤宗教先生
表千家同門会愛知県支部幹事補佐 坂井由起子先生
『表千家』
■第1・3火曜日 18:00〜20:00
『教えることが元気の源』

表千家と石田流の講座を30年以上ご指導くださっている近藤先生。ご自身にとって茶道華道は何ですかと問いかけたところ、“元気の源”という答えが返ってきました。生徒さんがいると思うと気持ちに張りが出て、いつまでも健康でいられるとのこと。 「お茶会の日は、もの凄くエンジンがかかり、この歳になっても厳しい声を上げて指導しているのよ」と続けて語られる口調は朗らかで、まさにお元気そのもの。

近藤先生が表千家と出会ったのは中学1年。お友達の家で習い始めたのがきっかけ。華道は石田流に魅せられ池坊から転換。どちらも育てた生徒さんは数えられないほど。2つの高校のクラブも長年指導され、地元にも貢献されてきました。 「続けていると様々なことがあり、自ずと辛抱強くなったけど、それでも今思えば楽しかったことばかりね」と振り返られ、昭和50年代の全盛期を過ぎた今もその思いは変わらないとのこと。


良かった点は、相手を思いやる気持ちが備わったこと。傍らで娘さんの坂井先生に見守られ、顔を見合わせながらお話しくださる姿は微笑ましく、二世代で指導できることを何より喜んでいらっしゃる様子が伝わってきました。

お花を活ける空間は、床の間から玄関、リビングに変わりつつありますが、生花で季節を感じ、おいしいお茶でくつろぐひとときを暮らしに取り入れてみませんか。男性も歓迎します。

☆会員さんに聞いてみました!
Q:近藤先生を花に例えると?
A:白ユリ・・・凛としてやさしいから
  赤い牡丹・・幹が太く華やかだから
※「石田流」は現在開講しておりません。
2016年7月
「チアドラゴンズダンスレッスン」
2002年 チアドラゴンズリーダー MIE先生
@「チアドラゴンズダンスレッスン(低学年クラス)」
■木曜16:30〜17:20

A「チアドラゴンズダンスレッスン(高学年クラス)」
■木曜17:30〜18:20

B『チアドラゴンズダンスレッスン ガールズ(中学生以上)』
■木曜18:30〜19:30
『チアを踊ること!それがいつか、彼女達の糧となりますように 』

大学在学中、難関のオーデションを突破しチアドラゴンズに。2002年にはそのリーダーへと登りつめたMIE先生。そこはチアドラゴンズキッズとガールズにとって『あこがれの最高峰』です。意外にもダンスとの出会いは高校の部活「バトントワリング部」だったそう。負けず嫌いの努力家でした。大学生活の中で、「踊りたい!」再びの情熱に突き動かされ、本格的にダンスの勉強にまい進していった先生。才能と、それ以上に『努力の華』が開花していくのは、想像にたやすい話です。

先生は現在、南大高の『チアドラゴンズダンスレッスン』の他、受け持つ数々のダンスとチアダンス教室、そのグループ公演集団『M-style』の主宰です。どのチームも先生のDNAをしっかり受け継ぎ、定期的に圧巻のパフォーマンスを繰り広げています。意志も実力もしっかり育てる証に、教え子の中には、各種コンクール優勝者、テレビ出演、チアドラゴンズのメンバーになった子も。 けれどMIE先生はハッキリと言います。「華やかな結果だけが全てではない」と。

先生には、レッスンに通ってくれる子供たちに、伝えたい言葉と願いがあるのです。「チアダンスに打ち込む日々とその姿は、あなた達の宝物。素敵に輝いてるよ。踊ることで、毎日が笑顔になれますように。自分をどこでもしっかりと表現できますように。それは、次の人生へのチカラに、きっとなるから!」

ポンポンと笑顔での表現に加え、ビートのきいた音楽で、会場いっぱいに踊るチアダンスパフォーマンス。年齢と経験が積み上がると、アクロバティックな要素も入ります。笑顔の裏側はいつも真剣勝負です。だからこそ、子供達には丁寧に繰り返し、しっかり身体に教え込ませます。ダンスのクオリティにも妥協なし。時には厳しい声も飛ぶその姿勢に、子どもたちはしっかり応えます。それは、楽しくてしかたないから。「MIE先生」を大好きだから。そして、一緒にめざすものはただ一つ。〜ドームでかっこよく踊ろう!〜


チアドラゴンズキッズ&ガールズ…高鳴る気持ちを胸に、少女たちはドームの入り口に立ちます。
「さあ!行くよ!」MIE先生の声がはじけたら、扉を開けて歓声と未来に向かって飛び出そう!
2016年7月
@  A  B
『やさしいジャズダンス』
ダンスプロ インストラクター 鈴木真理子先生
■第1・3木曜日 13:00〜14:30 
『気持ちよく踊りたい方、汗をかきたい方、体を動かしたい方、ダンス好きな方、お待ちしてます!!』

近年、どんな音楽でも踊るスタイルが主流となっているジャズダンス。今日はクラスの生徒さんも憧れる担当先生の鈴木真理子先生にインタビューしました!

鈴木先生は、高校生の頃何となく「ジャズダンス」を始めましたがいつの間にか「ジャズダンス」の虜になってしまったそう。キラキラと輝くような笑顔で話して下さるところからも、「ジャズダンス」がとても好きなのがこちらにも伝わってきます。その後、一旦就職するも「ジャズダンス」に懸ける情熱が再燃。今では所属する三代舞踊団の団員として海外公演をはじめ、定期公演、各種イベント等で迫力ある演技を披露されています。インタビューした日も、海外公演から帰国されてばかりでした!

講座では、会員さん達が最新の音楽に合わせて踊っていました。皆さん、自然と笑顔がこぼれ楽しそうな雰囲気です。


ジャズダンスにおいてステップは踊る為の基礎だそう。毎回繰り返し練習し、ダンスの基礎を固めます。その練習後は振りを付けての踊り!2ヵ月に1度振り付けを替えているそうです。初めて「ジャズダンス」を始める方は、このステップを覚えるのが少々大変ですが、一度踊れるようになると、鈴木先生のように「ジャズダンス」の虜になることでしょう。
2016年7月
『KIDS DANCE』
『JAZZ HIPHOP』
スタジオフィネス MICHIYO先生
@『KIDS DANCE』
■水曜日 17:00〜18:00(年中〜小学生) 

A『JAZZ HIPHOP』
■水曜日 18301945 
『OMJ』

先生の第一印象を一言で表現すると“ Long ”。 178cmという長身にすらっと伸びた手足、ヘアスタイルやまつ毛、ネイルまでもロングで、おまけにロンTにロンシュー。先生がセンターにみえる時、すれ違う人たちが視線を下から上に走らせます。

先生は、SMAPやTUBEのバックダンサーをされたこともあり、数多くのイベントや公演に出演。また指導や振り付けでは、2011年にシドニーで開催されたWSB世界大会で2つのキッズチーム(OMJ・フィミッチ)をダブル優勝に導いた経歴もあり、海外をも視野に入れた先生の目標の大きさがわかります。スタジオは手にしたトロフィーでいっぱい。

レッスンの間は、スタジオの照明をスポットライトだけに抑え、音楽をガンガン鳴らし集中力を高めます。先生が動きだすと、そのオーラにみんなが引き込まれ、いきいきとした表情に変わります。そして、会員さんのほとんどが、“OMJ”とプリントされたTシャツを着て受講。“Osaki-Michiyo-Junior”で、私の教え子という意味。誰にでも気さくに声を掛け、愛情いっぱいに指導されています。

先生を動物に例えると何?と会員さんに尋ねたら、豹(ひょう)という答えが返ってきました。走るのも速いけど、かっこよくて強いからというのが理由。指導者として会員さんに強さを示すことができる頼もしい存在の先生は、みんなの憧れそのもののようです。

レッスンは3講座続き、にぎやかな子どもたちのクラスのあと、大人の部が終わるのが夜の8時頃。私たちスタッフも心からお疲れさまの言葉が出ます。

先生は、いつも大会の振り付けや指導のことで頭がいっぱい。そんなダンス漬けの日々の中、スタッフへの細やかな気配りもしてくださいます。そして、シューズを両手で抱え、大きな大きなリュックを背負って帰られる後ろ姿は、とてもチャーミング。是非、先生に会いに来てくださいね。
2016年7月
@  A

2016年 8月更新のインタビュー ―
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『個性をみがく油絵』
二科会会友 古野紀征先生
■第2・4土曜日 10:30〜12:30 
『心にある原風景を描く』

「私には心が帰る場所があります。生まれ育った故郷の伊勢です。そこが私という人間の原点、私の作品の原風景であります。」 静かに語られる古野先生のたたずまいは、伊勢の海のようにおだやかです。

『1976年の第61回二科展初入選』を期に以後連続入選。『1992年、二科加藤賞』・『1993年、二科特選』・『1995年、中部二科賞』・『2009年、二科会会友推挙』と華やかな経歴。その作品の多くがメキシコを題材としています。初めてその景色に出会った時は胸がうち震えたそうです。メキシコで見つけた「心にある原風景」。以来魅せられて旅を重ね、数多くの作品を描いてこられました。今では、イタリア、スペインといった国へも、「原風景」を探しての放浪の旅をライフワークとされています。

「第94回二科展」、古野先生が二科会会友となった作品『ろばとおじさんA』に「小さい犬」が描かれています。 先生の作品に度々登場して、いつも「おじさん」の傍らに寄り添います。ちょんと空を仰いでいる犬。当センターのスタッフは皆、この犬が好きです。観るたびに、一緒に絵の中へと旅に誘ってくれます。そこは広くて奥深い道のりです。月の明り、ランプの灯り、ほのかな明かりに導かれてする旅は、その先に何かがきっと、待っていてくれる気がします。そしてどこかしら懐かしい心地になります。先生の原風景は、そのまま、私達日本人の原風景でもあるからでしょうか。 


「個性をみがく油絵講座」は、自由に!をモットーとしています。経験や技術などは気にしないで、自由に気軽に描いてみると、だれしも個性がどんどん出てきます。先生は、その人の持つその個性を、大切にゆったりと表現してもらいたいそうです。それは観た人にも必ず伝わるそう。一番は『まずは、描くことを楽しんでもらいたい、これに尽きます。』と。続けて「分からない時、困ったときは、しっかり私を使って下さい。」とも。初めてでも、ブランクがあっても、沢山経験があっても古野先生に一度会いに来てください。その、人柄溢れる教室と作品に触れてみませんか。そしていつか、心が帰れる場所を、きっと見つけて頂けたら。と、そんなおもいが広がります。


2016年8月
『こどもミュージカル』
『こどもタップダンス』
『タップダンス』
志乃舞優Dance Art 志乃舞 優先生
@『こどもミュージカル』
■土曜日 13:00〜14:00 
A『こどもタップダンス』
■土曜日 14:00〜14:50 
B『タップダンス』
■土曜日 14:55〜15:55
『挨拶は元気に!レッスンは楽しく!!』

生伴奏にのせてバレエの基礎やジャズダンスを取り入れ、レッスンをする「ミュージカル」。 音楽のリズムにのって、楽しくステップが踏めるように指導する「タップダンス」。 いつも、誰よりも元気に楽しく指導される志乃舞先生にお話を伺いました。

ー ダンスとの出会いはいつ頃ですか
3歳頃。気づいた時には母がクラシックバレエを習わせてくれていました。

ー OSK日本歌劇団を目指されたきっかけはなんですか
バレエだけではなく、歌にもお芝居にも興味があったからです。そして職業として「舞台人」になりたかったので目指しました。

ー 舞台に立たれる時に心掛けていることはありますか
観に来てきていただいた皆様に、満足して帰っていただけるところまで、自分のパフォーマンスの質を向上させること。それを常に心掛けています。

ー舞台・講師としての活動にお忙しい中、モチベーションを維持するための秘訣を教えて下さい
日々、目の前にある事を何事も楽しんで行うこと!です。 そして、たっぷりの睡眠をとること!!で維持しています。



ー どんなに忙しい中でも欠かさないことはありますか
朝、起きた時と寝る前のストレッチです。小学生の頃から毎日欠かさず、必ず続けています。

ー 指導するうえで心掛けていること、またここだけは譲れないことはなんですか
生徒1人1人への声掛けです。必ず名前を呼ぶように心掛けています。「礼に始まり、礼に終わる」この言葉の通り「挨拶」。挨拶が出来なければ、何度でもやり直しです!これだけは譲れません。

ー 子どもたちへ一言お願いします
毎週、元気で楽しい生徒のみんなとレッスンをすることが、先生はとても楽しみです! これからも「挨拶は元気に!レッスンは楽しく!!」ですよ

今日も教室からは、大きく元気な志乃舞先生の声と、受講者さんの熱気が伝わってきています。 
2016年8月
@  A  B
『パステル画・水彩画・色鉛筆画』
洋画家 りきやす先生
■第2・4火曜日 13:00〜15:00 
『食わず嫌いをせずにまずは一歩・・』

色々なお話を、楽しく聞かせてくださるりきやす先生のスタートは思いがけず挫折からだったそう。「絵だけは負けない!」、そう思っていた高校一年生の秋、同級生に負けた悔しさが今の道を切り開くきっかけに。とても意外な、でもとても身近に感じられるエピソードです。

美大に進まれて以降、長きに渡り彫刻の道を歩まれてきた先生が抽象画を経て、今の具象画の世界へ本格的に踏み込まれたのは、シルクロードを旅された時。ご一緒された立松和平さんの言葉が転機になったそう。抽象画では表現できない相対する物、目で観て比較できる物への興味が湧き、風景画を描き始められたました。

その後、様々な題材を描く中で行き着いた人物画。人物を描く時はリアリティを一番大切にされています。その一つ、バレリーナを描くために5年前から始められたバレエ。「人の本当の美しさ」を追求し、筋肉の動き一つ一つを大切にされます。 あと5年続けて10年を迎えた時、一つの作品を完成させるそう。すでにタイトルも決まっており、こっそり教えていただいたが5年後のお楽しみです。



▲りきやす先生作品(オイルパステル画)


そんな先生の指導方法は、受講者さんの作品には決して手は出さないこと。自発的に描きたいものを引きだし、誰もが抱える心の内を作品によって外へ放出すること。そうしてできた作品は「自分らしさ」の結晶なるとおっしゃいます。 「それができる教室にしたいな。」とにっこり笑われる先生からみなさんへ。

「絵に興味のある人はもちろん、一歩前へ踏み出したいけれど躊躇している人。『食わず嫌い』をせずに、自分探しのためにぜひ始めてみて下さい。」 何事もご自身の経験を大切にされる、りきやす先生らしいお言葉です。 思いもよらない新しい「自分」を発見してみませんか。
2016年8月
『ステンドグラス』
ピュアフル主宰 純美(あけみ)先生
■第1水曜日 10:15〜12:15 
『ステンドグラスをもっと身近な存在に』

教会の色鮮やかで繊細なステンドグラスに、心惹かれたことがある方も多いのではないでしょうか。最近では教会や洋館にだけではなく、普段の暮らしの中にもステンドグラスを取り入れる方が増えてきました。今日は、『ステンドグラス』講座を担当する純美先生にお話を伺いました。

― 教室ではどのような作品を作ることができますか?
ティッシュボックスなど暮らしの中ですぐに使える実用的なアイテムを中心に、クリスマスの時期にはオーナメントなどを作ります。慣れてきたら鏡や立体的なランプなど大きい作品に挑戦したり、結婚式のウェルカムボードなどオリジナルの作品を作ったりすることもできます。

― 純美先生が指導する“ステンドグラス”の特徴を教えて下さい。
ステンドグラスは通常、各自でガラスを購入して図案を描き、カットして作ります。ただ、ガラス自体が高額なため、興味はあっても二の足を踏んでしまう人がたくさんみえます。この講座では、カット済みのガラスを用いて材料費を抑えているので、初めての方でも気軽に楽しんでいただけます。自分でガラスを購入し、カットしたいという方には、その方法も指導します。 作品には七宝焼きでガラスに立体感を出したり、絵付けをしたりと、様々な技法もあります。それらをふまえ、個人の細かいご要望にも応じます。


― 指導する際、どのようなことに心掛けていますか?
一度手がけた作品は、必ず完成するまで丁寧に指導することを、モットーにしています。 ステンドグラスの楽しさ、完成した時の達成感を一緒に味わいましょう。

おだやかな人柄の純美先生が指導する教室は、とても和やかな時間が流れています。ステンドグラスの色鮮やかな色彩と柔らかい感触に、癒しの「時」を過ごしませんか。

2016年8月

2016年 10月更新のインタビュー ―
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『和裁入門・専科』 
『気軽に楽しめる 手結びきものの着付け(朝)』
『気軽に楽しめる 手結びきものの着付け(昼)』
(学)清水学園 清水とき・きものアカデミア着装正教授 高椋豊子先生
@『和裁入門・専科』
■水曜日 13:00〜15:00  
A『気軽に楽しめる 手結びきものの着付け(朝)』
■木曜日 10:30〜12:30  
B『気軽に楽しめる 手結びきものの着付け(昼)』
■木曜日 13:00〜15:00  
『きもの、その美しき日本のこころ』

リオオリンピックの「フラッグハンドオーバーセレモニー」で世界に向かって五輪旗を振りかざす小池東京都知事。艶やかな和服姿は皆さまの記憶にも新しいことと思います。今や和服(着物)は世界に誇る日本文化の一つでもあります。 その着物の『着付け』と『和裁』の講座。当センターの前身”大府・共和教室”の時代からお世話になっているのは高椋豊子先生。お着物をこよなく愛し、和服姿の美しい方です。

かつて、先生はお子さんの幼稚園入園をきっかけにこの道に進まれました。やり出したらやり抜く性格。検定もどんどんチャレンジ、やがて清水学園からの推薦で講師の道へ。ご自身のセンスも功を奏し「着物の柄合わせを皆さんにとても喜んでいただけた」ことが、「着物のお仕事にとても向いている」と、自他ともに認めるところとなり今に繋がっているそうです。現在、高椋先生は『東京清水学園評議委員』も務められて多忙な日々を送っておられます。

次に講座のご説明をします。まず、”和裁”ですが、「上前・衽(おくみ)・左前と右後ろの袖」の柄合わせをポイントにして断ち合せます。次に標(しるし)付けをして縫い合せてゆきます。その際、着る人の体形と顔立ちに合った”柄合わせ”を心掛けます。技術と柄合わせのセンスがとても大切。そこに作り手の愛情を加えて、美しい着物に仕上がります。 高椋先生は、生徒さんの技術やセンスを丁寧に上手に引き出す事に定評があります。

和服を装うことにおいて、”着付け”は「コケシのようなずん胴を基本体形」としている為、『着る人の体形をいかに補正していくか』が、重要になります。『東京清水学園の着付け』は、器具を全く必要としない日本古来の着付けをベースとしています。そのため、要所をタオル等できちんと補正する技術が”着付けの大きなポイント”となります。それは、着くずれの少ない、着心地の良い、ひいては「美しい着付け」に結びつきます。先生はそれをしっかりと伝授されています。

着物には四季折々に、『着時』というものがあります。日本の粋でしょうか、季節を半月ほど先取りして衣を替えてゆきます。その『着時』を生徒さんに正しく伝え、セレモニーに着る着物のアドバイスもされます。高椋先生のその一言がとても的確で、おしゃれに着れる秘訣として生徒さんにはとても好評です。どうやらそれは”魔法の一言”らしく、生徒さん達はセレモニーの度に、先生の魔法で「ステキな大和撫子」へと変身されています。


「きちんと仕立て上げた着物は、美しい着付けができます。美しく着付ければ、美しいたたずまいが生まれます。”和裁”と”着付け”は、常に表裏一体」
高椋先生はおっしゃいます。「着物は脈々と流れる日本の心です。ひとりでも多くの方に広げて、その心を次世代に伝え、未来へと繋いで行くこと。それが私の仕事だと思っています」・・・凛としたその姿を、眩しく感じる瞬間でした。
2016年10月
@ A B
『日本の歌、心の歌をうたう』
『うつくしい歌・バラードを歌う〜洋楽編〜』
声楽家 内田由美子先生
@『日本の歌、心の歌をうたう』
■第2・4金曜日 13:30〜15:00  
A『うつくしい歌・バラードを歌う〜洋楽編〜』
■第4水曜日 10:30〜12:00
『ピアノが大好きな女の子、いま、生徒さんと楽しく歌をうたう』

内田先生の美しい歌声がスタジオに響き渡っています。すると、いつもの景色がとてもドラマチックに見えて、何だか幸せな心持ちにもなってきます。歌は人の心をこんなにも満ちたりたものにするのでしょうか・・・内田先生の歌声はそういう力を持っていると感じられるひと時でした。
「同じ人生なら、感動や美しいと思う心を大切にして生きていきたいものですね。歌にはその喜びがきっとあります」 そうおっしゃる先生の魅力と講座のお話をしましょう。

5歳からピアノをはじめられた先生は、ピアノが大好きな女の子でした。ある夏休み、地域の『のど自慢大会』に飛び入りで出てみたら大賞。中学は部長として合唱部で県大会出場。才能を見出したピアノの先生の勧めもあって、高校・大学は声楽を専攻され声楽家の道へ。現在はオペラ出演やコンサートなど、名古屋・知多半島を中心に精力的に熟すかたわら、声楽を目指す学生の指導育成にも携わってみえます。

次に講座のお話ですが、『日本の歌』『うつくしい歌』どちらも歌うにあたって、まずは準備体操から始め全身を動かします。「全身を使って楽しく元気よく歌おう!」をコンセプトに講座をすすめています。体操をしたり、声を出したりするのは気分が良いこと。健康にもつながります。


「幼い日、子守唄をきいて眠った背中の温もり。あぜ道で手をつないだ遠い日の夕焼け。みんなで歌ったオルガン、教室、木のにおい。悲しい事があった時、見上げた青空。ふと振り返った時に吹き抜けた風。人それぞれ心の宝箱にしまったあの日、歌えばいつでもよみがえるあの頃」・・・『日本の歌、心の歌をうたう』講座はそんな日々を思い出しながら、新しい日への元気をもらえる講座です。

『うつくしい歌・バラードを歌う〜洋楽編〜』講座は、もじ通り“うつくしい歌”がテーマです。感じたままに、心のままに、声高らかに歌います。内田先生と一緒に、物語や歌の世界の感動を『心』で『カラダ』で自由に表現してください。きっと明日への力が湧いてきます。


どうぞ一度、内田由美子先生の講座を体験して「何だかしあわせな心持」を味わってみて下さい。まずは体操をして、発声練習をして、心と体の準備が整ったら、「ようこそ、内田ワールドへ!」
2016年10月
@ A

2017年4月更新のインタビュー ―
「詳細を見る」から講座の詳細画面をご覧いただけます。
『 可愛いミニ盆栽を作りましょう!』
情景盆栽作家 中尾浩之先生
■第1木曜日 10:30〜12:00
『”インテリア盆栽"を日本中に! 〜三代目の挑戦〜』

盆栽・・・庭の角か床の間に鎮座する、古典的な雰囲気をイメージする人も多いかと思います。 「盆栽のイメージを一新させたいです。リビングにも、マンションのエントランスにも、どこにあっても、洗練されたインテリアとしての盆栽。身近にあって美しい”インテリア盆栽”を、ひとつのジャンルとして確立させたいです。」向けたカメラに照れながらも、盆栽に関しては一歩も引かない言葉が返ってくる中尾先生。夢をお尋ねすると、即答「インテリア盆栽を日本中に広め、楽しんでもらうことです!」

中尾先生は花店の三代目。初代の”おじいちゃん”は「大の盆栽好き」が高じて花店を開かれたとか。巡り合せか遺伝子か、10年あまり前『新たなインテリア盆栽を切り開こう! 』と、決心。新しい感性をもって、様々な角度から取組む研究の日々。盆栽の持つ最大の魅力、『繊細な美しいライン』を極めるべくポイントを模索。元々、いけ花とフラワーアレンジメントの講師である、その経験と技術が、今日に至る過程でとても役に立ったそう。

3年前には工房を立ち上げ、生徒数は「中日文化センター」合わせて100人。その材料選びも、大阪まで足を運び、1本1本を全て自分で確かめて買い付けする頑固な拘り。講座の木は、本当にツヤツヤとして生命力溢れています。



『可愛いミニ盆栽をつくりましょう』講座の、ある一日をご紹介しましょう。その日は 愛らしい桜の白い鉢植え。元気な枝ぶりの木を、皆さん楽しそうにスコップで土を加減したり、植えつけの角度を悩んだり。先生は1人ひとりに丁寧に目を配り、「おお〜、いいですね。」「それもおもしろいですね!」と、常に声を掛けアドバイス。和気あいあいとした中、仕上げに緑深い苔をほっこり乗せて、それぞれの小さな風景が出来上がりました。技法をしっかり指導した上で、生徒さんの個性と、頑張った作品を尊重されます。受講の生徒さんが「今日も楽しかった!」 そう思って頂くことを、とても大切にされています。木にも人にもやさしい先生の心掛けです。


講座では、おもに樹齢4年・5年の元気な苗木を使います。針金を掛け、型を作っていく過程も楽しんで下さい。やがて数か月後、数年後、どんな姿に成長して、どんな風景や世界をみせてくれるのでしょうか。楽しみが広がります。
2017年4月
『 はじめての帽子づくり』
帽子デザイナー 高橋久仁子先生
■第4木曜日 10:30〜12:30
『美しく、ここちよく、おしゃれは帽子から』

「帽子って、皆さんが想像するよりずっと簡単に、しかも少ない布、余り布からも作ることができるんですよ。身近なおしゃれや実用のアイテムとして楽しく作ってもらいたいですね。」明るく話して下さる高橋先生。

高橋先生が帽子の仕事に携るようになったのは、今から25年ほど前。お母様が帽子がお好きで、プレゼントにと栄中日文化センターの「帽子づくり講座」の受講がきっかけだったそうです。作ってみたら、その魅力と奥深さにとりつかれお勉強。服飾専門学校やカルチャーセンタ―の講師などを熟しながら帽子デザイナーへ。

「はじめての帽子づくり講座」の帽子をデザインされるときは、まずは生徒さん1人ひとりを思い浮かべられます。そしてどんな感じがお似合いかしら、どんなところをカバーしたいかしらと、好みやニーズを考えデザイン。決まると立体的なパターンを起こされます。講座の時間が限られているので、皆さん個々の布の裁断までは先生が済ませておかれます。 現在、教室ではドレープとループを付けたエレガントなお帽子を作製中。生徒さん達が、それぞれの帽子をひと針ひと針、手で縫ってみえました。分からない事はすぐに先生に質問。先生は手に取って手本を見せつつ、分かりやすく答えられていました。温かな雰囲気の中、着々と帽子の形がみえてきます。


生徒さんは、「先生は気さくなお人柄で、丁寧に教えてもらえます。自分の頭にピタリとしたおさまりの良さと、被り心地がとても気に入っています」 とお話して頂きました。

「思いついたものが形になるって本当に楽しいです。それが誰かの美をさらに洗練させる。ちょっとした髪の悩みもおしゃれに変える。そんな魅力いっぱいの帽子を、これからもたくさんデザインして作り続けていきます。」 どうやら帽子づくりへのおもいは、先生の生き方そのもののようです。
2017年4月
※更新の都合により終了講座が掲載されている場合があります。ご了承ください。