― 講師のよこがお 〜もっと伝えたい講座の魅力やプロフィールをインタビュー!―
― 2019年7月更新のインタビュー ―
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『タティングレース』
日本アートクラフト協会常任理事タティングレース専任講師
英国王立美術家協会会員 高木桂一 先生
日本アートクラフト協会常任理事タティングレース専任講師
英国王立美術家協会会員 高木桂一 先生
■第2月曜日 18:30〜20:30
『糸と糸を結ぶこと、それは心と心を結ぶこと』

「糸と糸を結ぶことは、人の心と心を結ぶこと」それを座右の銘とされる、講師の高木先生をご紹介します。
高木先生とタティングレースとの出会いは、編み物講師の奥様にその存在を聞いてから。元々、多種の手芸を手掛けていらした先生ですが、結ぶ手芸であるタティングレースに心ひかれ、技法を追求されました。国内外の高名な指導者の元に足を運んでは技術や指導方法を習得。やがて国際・国内講習等において、いくつもの賞を受賞。同時にアンティークレースの研究、復元に力を注がれていました。

折しも世の中はタティングレースに関心が集まり始めた頃。ただ、その名を称して全くの別物も横行していました。心を痛めた先生は「ならば自分が広めよう!」と、決意。ブログから始まり、イベントや展示会を精力的に開催して、作品を次々と世に出されました。
先生の作品は繊細かつ華やか。また、あるものは立体でどの角度からも美しい。そして日本人としての誇りをもっての和テイスト。趣向をこらした作品は多くの関心を集め、講師としてのオファーも次々と舞い込んで今に至るとのこと。
ちなみに中日文化センターは、当センターを含め5つのセンターにご出講いただいております。
先生が講座において一番大切にされていることは、「楽しむこと」だそうです。楽しむためには、正しい手法と技術を身に付ける。それには基本からきちんと学ぶこと。段階を踏んでステップアップしていくことが、いちばん技術を高めるそう。
作品を矢継ぎ早に形にするのではなく、「作る過程と指使い」をきちんと習得して頂くことが、やがては「楽しむこと」に繋がるのです。
同時に、生徒さんの利き手や性別、年齢、個性に合わせての指導方法も心掛けていらっしゃいます。結果として、同じ教室内でも個々に違った指導になります。それは、それぞれ自分に合った過程で正しい技法を身に着けて頂きたいという、先生のこだわりでもあります。
沢山の人が、タティングレースを楽しむことを通じて、家族や友人との間により良い人間関係を作る1つのきっかけになれば、と願いと心を込めて……
高木先生の糸を結ぶ理由がここにあります。
2019年7月
― 2019年8月更新のインタビュー ―
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『こども絵画と造形』
全日本児童美術協会会員 安原さとり 先生
全日本児童美術協会会員 安原さとり 先生
■第1・3月曜日
@16:30〜17:30 A18:00〜19:00 ※@A共に年長〜中学生対象
@16:30〜17:30 A18:00〜19:00 ※@A共に年長〜中学生対象
『想像の翼を広げよう!』

教室では絵だけでなく、時には工作も行います。
何をするか課題は決めてありますが、お子様によってはどうしてもその課題をやりたくないこともあるそうです。そんな時は子供と同じ目線で、何を思い考えているかをじっくり聞いて、そのお子様に合わせた別の課題に変えることもあります。
ご両親共に絵画作家・絵画教室講師という環境の中、自然と美術の道へ進まれた安原先生。成長するにつれ「美術を通して子供たちに何かを伝えたい」そんな気持ちが夢になり、人生の目標にもなっていったそうです。
「私ができることって何だろう・・・・・・」常々考え迷い、たどり着いた結論は「思い続けることで願いはきっと叶う」という言葉。
思い続け、頑張ったことはすぐに形にならなくても年月を経て叶う。そういう気持ちで自分なりの美術を伝えて行こう・・・・・・。
今ではそれが先生の座右の銘となっています。

「子供の描く1本の線には、時に言葉より多くが語られていることがあります。絵を描くことは線、形、色を通して心の動きを表現することでもあります。
絵を描きながら『ものをみること』を学び、楽しみながら、想像力をいっぱい使えば、1+1=2だけでなく、たくさんの、自分なりの答えがあることをきっとみつけられます」。
安原先生と一緒に想像の翼をいっぱいに広げて、普段見慣れているものにも、新しい世界を見つけてみませんか。
2019年8月
※更新の都合により終了講座が掲載されている場合があります。ご了承ください。