― 4月期スタートの新講座【芸術(鑑賞)】 ―
名作から学ぶ日本仏像史
東京藝術大教授 松田誠一郎

■4/10、5/8、6/12、7/10、31、8/7(全6回)
■月曜13:00〜14:30
■16,995円(税込)
日本仏像史の黎明期、飛鳥時代の法隆寺金堂の釈迦三尊像、一光三尊形式や裳懸座など、その独特な造形の源流を中国・朝鮮半島の作例にたどるとともに、日本における仏像の始まりについて解説します。また法隆寺に伝わる救世観音像と百済観音像や中宮寺の半跏思惟像も取り上げます。
京都国立博物館
親鸞聖人生誕850年特別展

「親鸞―生涯と名宝」展の見どころ


国宝 親鸞聖人影像(安城御影副本)(部分)
(賛・裏書)蓮如筆 室町時代(15世紀)
京都 西本願寺
(3月25日〜4月2日展示)
■4月 5日「親鸞 生涯と名宝」
■京都国立博物館研究員 上杉智英

■4月26日「親鸞の絵伝と肖像―祖師信仰の美術―」
■同館研究員 井並林太郎

■水曜10:30〜12:00
■6,050円(税込・2回分)
今年は浄土真宗を開いた親鸞聖人の生誕850年にあたります。京都国立博物館で開催される特別展(3/25〜5/21)では、親鸞の生涯や浄土真宗寺院が所蔵する貴重な文化財が紹介されます。展覧会担当者がそれらの魅力についてお話しします。
愛知県陶磁美術館協力講座
特別展「未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ」から
愛知県陶磁美術館学芸員 入澤聖明

《染付金魚鉢》小枝真人 2018年 個人蔵
■講義:5月19日、現地鑑賞:5月26日
■金曜13:00〜14:30
■4,620円(税込・2回分)
伝統陶芸の歴代の人間国宝をはじめ、各産地ならではの素材と伝統を受け継いだ陶芸家や、新進作家らを紹介します。また、伝統陶芸のこれまでの歩みと、今なお進化を続ける陶芸の技と美を分かりやすく解説します。2回目は同館での現地鑑賞。
浮世絵師 徹底比較
徳川美術館副館長 神谷 浩
■4〜6月(全3回)
■第4月曜13:00〜14:30
■8,415円(税込)
美人画の大御所・歌麿と異端の役者絵師・写楽。風景版画家の名人とされる北斎と広重。幕末明治の浮世絵界を彩った国芳と芳年の師弟。それぞれの浮世絵師の作品を比較しながら、絵師の特質をあぶり出します。
展覧会制作から見た作家・コレクションの魅力
藤田嗣治とローランサン
名古屋市美術館参与 深谷克典

「マドモアゼル・シャネルの肖像」1923年
■4〜9月(全6回)
■第2日曜10:30〜12:00
■18,315円(税込)
繊細優美な裸婦像で人々を魅了した藤田嗣治と社交界の肖像画家として名声を得たローランサンの各作品の魅力、コクトーやシャネルなど同時代の人々との関わりを紹介します。
太田治子の土曜美術館
芸術家の愛
作家 太田治子

■4〜9月(全6回)
■第1土曜13:30〜15:00
■20,295円(税込)
芸術家には不思議なつながりがあります。夏目漱石のように絵画に情熱を注いだ小説家もいます。そうした芸術家たちの心の結び付きやエピソードを交え、美術を楽しみます。
日本絵画鑑賞のツボ
曽我蕭白をとことん鑑賞する
美術史家 狩野博幸

■4〜9月(全6回)
■第4金曜13:30〜15:00
■17,655円(税込)
18世紀、京都絵画の凄みを代表する蕭白(1730〜1781)の画業は、孤立を恐れない精神に満ち溢れています。同調圧力に毒された現代日本を見直すためにも、蕭白の孤絶を目指す作品群に触れます。
ルイ14世の家具職人が生んだアンティーク世界
アンドレ・シャルル・ブール
ヨーロッパ文化研究家 高木美香

■4〜9月(全6回)
■第2火曜13:00〜14:30
■15,675円(税込)
ベルサイユ宮殿を彩り、イギリス貴族やアメリカの石油王も魅了され、その一大コレクションが美術館にも展示されている「ブール家具」。オークションの世界でも高い人気を集めるその魅力をお話しします。
なるほどザ・クラシック
指揮者 永友博信

■4〜9月(全6回)
■第2火曜13:00〜15:00
■15,675円(税込)
毎回、著名な音楽家、映像作品を取り上げます。関連する音楽や映像を鑑賞しながらお楽しみいただきます。気軽にクラシックに触れてみましょう!※講座終了時間は、ご覧いただく作品時間によって前後します。
一度は行ってみたい京都
「絶景庭園」
庭園デザイナー 烏賀陽百合

■4〜6月(全3回)
■第3金曜10:45〜12:15
■8,745円(税込)
※現地学習費別途
庭園の見方を知ると、見えてくる景色も変わります。日本庭園の歴史や文化だけではなく、作庭家や庭を手入れする庭師、持ち主などのエピソードまで紹介します。5月は現地学習。
古代の都城と宮殿・貴族住宅
東京大大学院准教授 海野 聡

■4/17、5/15、29、6/19(全4回)
■月曜15:30〜17:00
■11,220円(税込)
藤原京、平城京、平安京など古代には巨大な中国的な都が作られ、碁盤の目に通る道は今なお古都を思い起こさせます。また古代の宮殿は中国的な大極殿と伝統的な内裏が共存していました。古代の都城と宮殿の実態に迫ります。
※更新の都合により終了講座が掲載されている場合があります。ご了承ください。