― 10月期スタートの新講座【文学・歴史・宗教(1)】 ―

― 文学 ―
福井県越前市協力講座
紫式部と越前国府 ※教室同時開催
園田学園女子大名誉教授 福嶋昭治

■10/28、11/11、12/9(全3回)
■土曜15:30〜17:00
■5,280円(税込)
紫式部が生涯でただ一度、都を離れ越前で暮らした経験は、彼女の類まれな才能を大きく育みました。越前で暮らすことになった経緯や今に遺された資料をひもときながら、「源氏物語」の原文にも触れ、時代を超え愛され続ける理由を実感しましょう。
紫式部をめぐる絵と言葉
名古屋大名誉教授 高橋 亨
■10〜3月(全6回)
■第1水曜13:00〜14:30
■14,520円(税込)
紫式部には「源氏物語」「紫式部集」「紫式部日記」という3作品があります。海外を含めた歌仙絵や物語絵の調査に基づき、カラー図版の資料によって、紫式部を巡る絵と言葉について解説します。
平安貴族の日常生活
どのような仕事をし、昇進はできたのか
佛教大非常勤講師 井上幸治
■11〜2月(全4回)
■第1金曜13:00〜14:30
※1月のみ第2週(1/12)
■11,880円(税込)
立派な邸宅に女官の美しい装い、酒宴では池に船が浮かび、和歌を詠みあう・・・雅(みやび)なイメージの平安貴族たちの暮らし。彼らは実際どのような仕事をし、その一生はどのようだったのか、身分の高い人や低い人など、立場の違いに注目しながら論じていきます。
謎とき「アンの娘リラ」 ※教室視聴あり
翻訳家 松本侑子
■10/22、11/12、12/10(全3回)
■日曜13:30〜15:00
■9,570円(税込)
【ライブ配信受講】のみ13,190円(税込、登録料別途)
時代背景となる第一次世界大戦とカナダ、アンの息子たちが行く戦場、作中の戦争スローガン、英文学、聖書、民族、読みどころ、本作が捧げられたフレデリカなどについて解説します。

10/22

11/12

12/10

通し
アガサ・クリスティを読む ※教室同時開催
ミステリーの女王、その世界と魅力
書評家 大矢博子
■10〜12月(全3回)
■第2日曜13:00〜14:30
■8,910円(税込)
毎回1作品をひもときながら、トリックの分析、小説に登場する英国文化、物語が書かれた背景、映画やドラマの情報などを通して、その魅力に迫ります。
歴史ロマン
百人一首の歌と生涯
歌人たちのドラマを楽しんで
現代歌人集会理事長 林 和清
■10〜12月(全3回)
■第1木曜14:00〜15:30
■8,910円(税込)
恋あり、陰謀あり、涙や笑いありと、歌人が織りなすドラマがひしめく「百人一首」。歌人たちの人生を分かりやすく、面白く解説していきます。今期は和泉式部、赤染衛門、儀同三司母についてお話しします。
万葉の歌びと
「歌聖人麻呂」
三重大名誉教授 廣岡義隆

■10〜3月(全6回)
■第2水曜13:00〜14:30
■15,840円(税込)
柿本人麻呂の文学の神髄を、その作品を通して見ます。「古今集」において「歌の聖」とたたえられる卓越性を現代の目で確認すると、まさに芸術の頂点に屹立(きつりつ)しています。芸術院会員として評価し得る様を確認していきます。
森鴎外と人々の物語
岐阜大名誉教授 林 正子
中京大教授 酒井 敏
■10〜3月(全6回)
■第2土曜13:00〜14:30
■17,820円(税込)
文学だけでなく、近代日本文化の多方面で活躍した森鴎外。その魅力を巌谷小波、大久保栄、小山内薫、さらに山本芳翠や原田直次郎、黒田清輝ら多彩な人々との交流を通して紹介、考察します。
谷崎潤一郎ワールドの旅
南山大名誉教授 細谷 博
■10〜12月(全6回)
■第1・3月曜10:00〜11:30
■15,180円(税込)
※テキスト代別途
谷崎作品の筋(プロット)の面白さとはどのようなものか。そして、現代の我々にとってその価値はどこにあるのか。盲目の美女春琴に献身する佐助の愛の極みを描く「春琴抄」と、猫好きの庄造が妻と前妻の間で翻弄されるコミカルな「猫と庄造と二人のおんな」を味読します。
遠藤周作の世界A
同伴者の希求
明治学院大キリスト教研究所協力研究員 増田 斎
■11〜3月(全5回)
■第4月曜13:00〜14:30
※3月のみ第2週(3/11)
■15,400円(税込)
遠藤周作は今年で生誕100周年を迎えます。今期は「死海のほとり」を読み解くために、関連する作品等を参照しながら、遠藤文学で重要になる「同伴者」の存在を検討します。
辞書編集者のおとなの漢字謎解き
漢和辞書編集者 円満字二郎

■10〜3月(全6回)
■第2金曜13:00〜14:30
■17,160円(税込)
身近な疑問を出発点にして、漢字の歴史や成り立ち、さまざまな視点から漢字の世界をご案内いたします。各回の終わりには「おまけ」として、季節の漢字やニュースになった漢字なども取り上げます。
※更新の都合により終了講座が掲載されている場合があります。ご了承ください。