― 1月期スタートの新講座【文学・歴史・宗教(2)】 ―

― 歴史 ―
戦国大変
国の兵站を再考する
歴史家 乃至政彦

■1〜3月(全3回)
■第3火曜13:00〜14:30
■9,570円(税込)
戦国大名は、遠征時に後方から兵糧を輸送されており、不足分は現地で略奪していたとするのが通説ですが、その史料的な根拠は希薄です。平安時代、南北朝時代の騒乱、応仁の乱を経て、大きく変化する兵站(へいたん)の実態を見直し、“戦国”社会の“大変革”を浮き彫りにします。
戦争から読み解く日本近現代史
日清・日露戦争編
戦史・紛争史研究家 山崎雅弘

■1/24、2/14、3/13(全3回)
■水曜13:00〜14:30
■9,570円(税込)
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、日本は封建国家から近代国家へと生まれ変わり、国際社会という大海へと船出しました。その過程で、いくつもの対外戦争を経験し、軍事強国の大日本帝国が形成されました。それらの戦争を多面的に読み解きます。
「日本書紀」の呪縛
神武天皇紀を読む
名古屋市立大特任教授 吉田一彦
■1〜3月(全3回)
■第4金曜10:30〜12:00
■9,240円(税込)
「日本書紀」は日本の最初期の国家が歴史を「記定」した書物で、その後の歴史、文化、思想、政治などを規定し、それは「呪縛」と呼べるほどの拘束力を持ちました。「日本書紀」を読みながらこの書物の性格と力について考えていきます。
江戸と江戸城
武都の形成
東京江戸博物館学芸員 齋藤慎一

■1〜3月(全3回)
■第2木曜10:30〜12:00
■9,570円(税込)
家康を迎えた江戸はどんなところだったのか。そして家康の頃の江戸はどのように変わったのか。江戸と江戸城は、三代将軍家光の頃に完成したと言われます。その過程である時期を、現在残る遺構などから考えます。
続日本紀で読み解く奈良時代
聖武天皇の時代・前編
学習院大講師 遠山美都男

■1〜3月(全3回)
■第3水曜13:00〜14:30
■8,580円(税込)
「続日本紀」は「日本書紀」に続く歴史書であり、奈良時代70年余を知る上で必須の史料です。聖武天皇をはじめとした主要人物と諸事件について学びます。
古代史をつくった人々
平安時代編
関西大非常勤講師 若井敏明

■1〜3月(全3回)
■第1土曜15:30〜17:00
■8,580円(税込)
古代史を彩った人々について考察します。今回は平安時代の初め、藤原氏が政治の主導権を握り、摂関政治の基礎をつくる時期に焦点を当て、勝者と敗者、光と影の人間模様を描き出します。
お城の築き方
日本城郭協会理事 小和田泰経
■1〜3月(全3回)
■第3水曜11:00〜12:30
■8,580円(税込)
江戸時代に書かれた「ヲ録(けんろく)」の記述を基に、城が実際にどのように築かれていたのかを、「縄張」「普請」「作事」を各回テーマに取り上げ解説します。
(登録料不要) 

戦国武将の甲冑

■2月21日(水)15:30〜17:30
■2,970円(税込、登録料不要)

徳川家康の金色の甲冑(かっちゅう)のように、なぜ戦国武将はあえて目立つかぶとや胴を身に付けていたのか。甲冑の歴史や構造を踏まえ、戦国武将の甲冑について画像や実物を用いながら詳しく紹介します。


日本史12大事件簿
現代歌人集会理事長 林 和清
■2/1、3/7(全2回)
■木曜11:00〜12:30
■5,940円(税込)
日本史上に起こった数々の大事件を“事件簿”として改めて検証する講座です。今期は天王山の戦い、龍馬暗殺、戊辰戦争を取り上げます。
シリーズ「愛知の街道を行く」
@東海道の宮宿から岡崎宿を目指して
郷土史家、城郭研究家 七種英康

■1〜5月(全5回)
■第4土曜13:00〜16:00
■13,970円(税込)
※交通費別途

1月・宮宿、2月・鳴海宿〜有松宿、3月・有松宿、4月・池鯉鮒宿、5月・岡崎宿
愛知県内に残る街道と宿場跡を巡る歴史&ウオーキング講座です。駅集合、解散で初心者でも気軽に街道歩きを楽しむことができます。毎回8km程度。
(登録料不要) 

有松宿は宿場ではなかった!?ゼロから始める街道講座

■1月6日(土)15:30〜17:00
■2,200円(税込、登録料不要)

尾張は「街道の国」と言われます。東海道、鎌倉街道、木曽路など道の発展とともに 社寺、城郭、町が形成されてきました。街道から地元の歴史を知る講座です。


太田牛一の自筆本で読み解く信長公記
元岐阜県歴史博物館職員 吉田義治

■1〜3月(全6回)
■第2・4金曜10:30〜12:00
■16,500円(税込)
数ある信長公記の中でも最も信頼性が高いと言われている資料を使い、信長の動きを見て、戦国時代がどのようなものか、その時代背景などを探っていきます。
歩いて巡る愛知の古城史跡
郷土史家、城郭研究家 七種英康

■@1/11、2/8、3/7(全3回)
 木曜13:00〜16:00
■A1/13、2/10、3/16(全3回)
 土曜13:00〜16:00
■各8,250円(税込)※交通費別途

1月「尾張・末森城と周辺史跡」
2月「水軍の城と知多半島の名城」
3月「犬山城に入らない犬山城巡り」
愛知にはかつて1,000を超える城がありましたが、そのほとんどは現代の風景に埋もれています。現地でさまざまな城の跡や土地の隆起などを感じ、かつての栄華に思いをはせます。
@  A
※更新の都合により終了講座が掲載されている場合があります。ご了承ください。