遺跡・碑文から読み解くモンゴル帝国と宗教

講師
龍谷大学教授 村岡倫
ジャンル
歴史
キーワード
  • 新講座
  • 世界史

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モンゴル・元朝の時代、チベット仏教が隆盛であり、皇族が狂信し、それが元朝滅亡の要因のように言われたこともありました。一方、モンゴルは宗教に寛容であったこともよく知られています。古代から遊牧民の間では、天を敬うシャーマニズムの信仰があり、それは、モンゴルにも受け継がれました。しかし、チンギス・カン登場以前からモンゴル高原にはキリスト教への信仰が広まり、ついで仏教やイスラム教が政権と結びつき、果ては道教や儒教、民間信仰など、中国の伝統宗教も政権と深い関係を持つことになります。
いったい、モンゴルにとって宗教とは何だったのでしょうか。
本講座では、モンゴル・中国各地に残る遺跡や碑文の調査の成果を中心に考えてみたいと思います。そこから見えてくるのは、史上最大の広域国家、モンゴル帝国の真実だと言えるでしょう。

カリキュラム
  1. モンゴル高原の遊牧民とキリスト教
  2. モンゴル帝国の旧都カラコルムにおける宗教事情
  3. 謎の仏教寺院「釈迦院」遺跡の発掘調査から
  4. クビライ政権の成立と諸宗教
  5. 中国の碑文から見る元朝時代の宗教

※画像は、「中国少林寺内、モンゴル帝国歴代カアンの命令文を記した碑文」
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講師プロフィール
龍谷大学教授 村岡倫


1957年、北海道生まれ。1981年、龍谷大学文学部卒、1989年、龍谷大学大学院博士後期課程単位取得により満期依願退学。1996年、龍谷大学文学部に専任講師として就任、現龍谷大学文学部教授。専攻は東洋史、モンゴル帝国史。
主な著書に『チンギス・カンとその時代』(共著、白石典之編、勉誠出版、2015年)、『概説中国史』下(共著、森田憲司・冨谷至編、昭和堂、2016年)、『最古の世界地図 『混一疆理歴代国都之図』から見る陸と海』(編著、法藏館、2020年)などがある。

講座概要

日時
第2金曜 15:30〜17:00
日程/カリキュラム

2024年412日(金)

2024年510日(金)

2024年614日(金)

2024年712日(金)

2024年82日(金)

第1週

2023年85日(水)

受講料(税込)

15,950円(5回分)

残席状況

定員まで余裕があります。

残席状況の見方
持ち物

筆記用具

備考

・8月のみ第1週に行います

・4〜8月の5カ月講座

問い合わせ先
栄中日文化センター 0120-53-8164

注意事項

  • 内容・日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 講座により締め切り日が異なります。
  • お申し込みの人数によっては、開講中止となる場合もございます。
  • 新入会の方、または、13ヵ月以上受講がない方は、登録料550円(税込)が必要となります(特別講座を除く)。
  • 受講料には維持管理費が含まれています。
  • 一部の講座の受講料には音楽著作権使用料が含まれています。
  • 受講料(維持管理費含む)改定時には、一部システムの都合で正しく表示されない場合がございます。「講座内容確認ページ(STEP1)」にてお支払い金額をご確認ください。
  • 一部の講座を除き、見学を受け付けております。
  • [受講申し込み]ボタンが表示されない講座は、インターネットからの受付ができません。お手数ですが、お電話にてお問い合わせください。