森鴎外の描いた戦争 文豪深読み

講師
中京大学教授 酒井敏
ジャンル
文学
キーワード
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戦後80年の今年、あの戦争を振り返る多くの企画が展開されました。
そんな背景の下、森鴎外(1862〜1922)が描いた戦争を読み直してみましょう。鴎外は軍医・森林太郎として日清・日露の二つの戦争に従軍しています。最も有名なのは日露戦争の陣中詠として明治40(1907)年に刊行された『うた日記』ですが、日清戦争従軍の私的な記録「徂征日記」や、従軍体験に関わる小説として「鶏」「鼠坂」なども挙げられます。
この講座では、ときに絵画など戦争を記録した他のメディアとも比較しながら、鴎外の従軍体験と戦争の描き方をたどり、広く「戦争を伝える」営みについても考えたいと思っています。
明治を代表する知性は、どのように戦争を経験し、そして描いたか。鴎外を味読しながら、現代的な課題にも迫れれば幸いです。
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講師プロフィール
中京大学教授 酒井敏


千葉県千葉市生まれ。千葉県立千葉高等学校、早稲田大学教育学部を経て早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。文学修士。早稲田大学助手として勤務した後、1988年より中京大学に勤務。現在中京大学文学部・大学院文学研究科教授。図書館長。
もともとは小説家志望だったが、高校時代に受けた「舞姫」の授業と学生時代に図書館で坪内逍遥の旧蔵書に出会ったのをきっかけに文学研究を志向するようになり、現在に至る。
著書に『森鷗外とその文学への道標』(新典社 2003年)および『森鷗外―作品と周辺―』(鼎書房 2022年)があり、編著書として『鷗外近代小説集 第六巻』、『文京区立森鷗外記念館所蔵森鷗外宛書簡集3〈う‐お〉編』、『森鷗外論集 歴史に聞く』、『森鷗外論集 出会いの衝撃』『森鷗外論集 彼より始まる』、『愛知の児童文化』、『メディアの中の子ども』などがある。他に森鷗外・新美南吉・ヴィジュアルイメージと文学テクストの比較研究など論文多数。

講座概要

日時
第2月曜 13:00〜14:30
日程/カリキュラム

2026年112日(月)

2026年29日(月)

2026年39日(月)

2023年85日(水)

受講料(税込)

9,240円(3回分)

残席状況

定員まで余裕があります。

残席状況の見方
持ち物

筆記用具

備考

問い合わせ先
中日文化センター栄 0120-53-8164

注意事項

  • 内容・日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 講座により締め切り日が異なります。
  • お申し込みの人数によっては、開講中止となる場合もございます。
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