名作から学ぶ日本仏像史

講師
東京藝術大教授 松田誠一郎
ジャンル
芸術(鑑賞)
キーワード
  • 新講座
  • 仏像
  • 仏教美術
  • 奈良
  • 京都

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今期は、奈良時代(710-784)の仏像について講義します。
第1-2回は、興福寺の十大弟子・八部衆像を取り上げます。阿修羅像で有名なこれらの群像は、天平6年〔734〕に完成した西金堂の安置仏像の一部でした。豊富な関連史料を講読した上で、脱活乾漆造の技法や西金堂諸像の典拠の問題を中心に解説します。
第3-5回は、東大寺の法華堂・戒壇堂の諸像を取り上げます。近年の解体修理の新知見を紹介しながら、法華堂の創建に関連する史料を講読し、その安置仏像をめぐる問題点を説明した上で、法華堂や戒壇堂に伝わる脱活乾漆像や塑像の造形的な魅力と特徴について解説します。
第6回は、唐招提寺の鑑真和上像を取り上げます。戒律の教えを伝えるため日本に渡来した唐僧鑑真(688-763)は、天平宝字3年〔759〕に戒律を学ぶ僧侶が集う律苑、唐招提寺を開きました。同寺に伝わる鑑真和上像は、その人となりを余すところなく今日に伝える肖像彫刻の傑作です。今回の講義では、鑑真像の造形的な魅力を解説するとともに、中国の高僧像に関する史料を講読して、その思想的な背景について考察します。 なお、本講座の講義内容は、下記の教科書の第6章から第8章の内容に対応しています。(講師・記)


■テキストは各自購入ください。
水野敬三郎著『奈良・京都の古寺めぐり 仏像の見かた』(岩波ジュニア新書89)、岩波書店。946円。
講師プロフィール
東京藝術大教授 松田誠一郎


講座概要

日時
第4月曜 13:00〜15:00
日程/カリキュラム

2024年422日(月)

2024年527日(月)

2024年624日(月)

2024年722日(月)

2024年826日(月)

2024年916日(月)

9/30分、時間変則15:30-17:30

2023年85日(水)

受講料(税込)

19,800円(6回分)

残席状況

定員まで余裕があります。

残席状況の見方
持ち物

9月のみ時間帯が変更になります。

筆記用具

■テキスト各自購入

水野敬三郎著『奈良・京都の古寺めぐり 仏像の見かた』(岩波ジュニア新書89)

岩波書店/946円

備考

問い合わせ先
栄中日文化センター 0120-53-8164

注意事項

  • 内容・日程は変更になる場合がございます。ご了承ください。
  • 講座により締め切り日が異なります。
  • お申し込みの人数によっては、開講中止となる場合もございます。
  • 新入会の方、または、13ヵ月以上受講がない方は、登録料550円(税込)が必要となります(特別講座を除く)。
  • 受講料には維持管理費が含まれています。
  • 一部の講座の受講料には音楽著作権使用料が含まれています。
  • 受講料(維持管理費含む)改定時には、一部システムの都合で正しく表示されない場合がございます。「講座内容確認ページ(STEP1)」にてお支払い金額をご確認ください。
  • 一部の講座を除き、見学を受け付けております。
  • [受講申し込み]ボタンが表示されない講座は、インターネットからの受付ができません。お手数ですが、お電話にてお問い合わせください。