平安貴族の日常生活
どのような仕事をして、昇進はできたのか
講師:
京都市歴史資料館館員、佛教大学非常勤講師 井上幸治
平安時代の半ば、11世紀ごろといえば、藤原道長、紫式部、平等院といったものごとが思いおこされ、雅(みやび)なイメージが強いのではないでしょうか。広くて立派な貴族の邸宅、女官の美しい装い、酒宴では池に船が浮かび、和歌を詠みあったり、音曲に親しんだり・・・、といったことを思い浮かべがちです。しかし実際のところはどうだったのでしょう。本講座では、平安京で暮らしていた貴族たちは、どのような仕事をし、その一生はどのようなものだったのか、身分の高い人や低い人など、それぞれの立場の違いに注目しながら論じていきます。
●日程・内容
11月3日(金):平安貴族とはどのような人々なのか?
平安時代の知られた人々といえば、その多くは、歴代の天皇をはじめとする王家の人々や、藤原道長のような身分の高い公卿でしょう。しかし平安京に暮らしていたのは、彼らだけではありません。そこでまず最初に、貴族社会の構成員を身分にしたがって紹介し、その役割を論じます。
12月1日(金):公卿って働いていたの?
ズバリ、公卿は仕事をしていたのか?というのが、今回のテーマです。さあ、どうなのでしょう?
1月12日(金):平安時代のお役人たち1
2月 2日(金):平安時代のお役人たち2
平安時代にも、中間管理職やヒラ係員がいます。もちろん、その多くは、ほぼ無名な人々です。そうした人々の様子にも、目を向けてみましょう。
●講師プロフィール
井上幸治(いのうえ・こうじ)
1971年、京都市に生まれる。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)。佛教大学等非常勤講師、京都市歴史資料館館員。
日本中世史・平安時代史を専門とし、主な著書に『古代中世の文書管理と官人』(八木書店、2016年)、『平安貴族の仕事と昇進 どこまで出世できるのか』(吉川弘文館、2023年)がある。
講座の概要  |
日時・時間帯 |
第1金曜 13:00〜14:30 |
回 数 |
4回 |
残席状況 |
△ |
センター |
栄 |
問い合わせ先 |
0120-53-8164 |
コース |
受講料(税込) |
申し込み |
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11,880円 |
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コース |
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受講料(税込) 11,880円 |
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